イノベーションと技術

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Leister Technologies AGは、その市場セグメントにおけるテクノロジー・リーダーです。

弊社の基盤テクノロジーである熱風、押出、レーザー、赤外線は、世界各地のお客様の長期的な成功にとって非常に重要です。弊社の研究開発(R&D)部門と製品管理部門の専門スタッフが緊密に協力し合って多大な製品ポートフォリオを継続的に発展しています。

専門性

弊社の優秀な従業員の数十年にわたる経験により、ライスターは世界的に名高い技術パートナーになっています。大きな情熱とお客様との緊密な連携により、弊社は新製品を開発し、プロセスを引き続き最適化しています。こうして世界各地の弊社のお客様は、その品質、信頼性、イノベーション、コスト効率の恩恵を受け、自社の市場における地位と競争力を強化できます。

熱風

熱風はライスターの中核テクノロジーの1つです。熱風溶接においては、制御された熱風から溶接材料(熱可塑性物質)に熱エネルギーが供給されます。ローラーを使用して必要な圧力がかけられます。ライスターでは、手工具、自動溶接機、革新的な熱風技術を使用した溶接機を取り揃えています。

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工業生産ライン、大規模な建設現場、作業場、住宅、庭園など、場所を問いません。ライスターの熱風製品群は、世界各地の専門家に適切なツールとアクセサリを提供しています。

ライスターの熱風ブロワーとエアーヒーターは、多数の異なる業種の製造プロセスに利用されています。例えば、フォイルの収縮、パッケージのシーリング、コーヒーの焙煎などがあります。こうした多用途性からメリットを得ない業種はほとんどありません。単純に熱風でしか行えないプロセスもあれば、効率や安全性、環境への優しさの向上を目的に利用されることもあります。ライスターはあらゆる工業生産ライン向けの適切なブロワーを取り揃えています。

赤外線

ライスター製の強力なKRELUS赤外線ヒーターは、お客様によって異なる様々な産業用途の赤外線ソリューションに最適です。放射強度の高さ、制御の容易さ、応答時間の短さ、またカスタマイズされ、最適な経済効率を持つソリューションとして注目を集めています。

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KRELUSの赤外線エミッターは、世界中の様々な工業プロセスで使用されています。例えば、繊維および製紙業におけるディップコーティング、乾燥ワニス、金属塗装、人工皮革のエンボスなどがあります。

太陽光線同様、赤外線ヒーターの赤外線によっても乾燥効果が生まれます。直接熱伝導であるため、ほこりなしで直接的に乾燥されます。

クレルス赤外線放射装置の中波赤外線は水にも十分に吸収されます。赤外線によって直接加熱できます。これにより、乾燥工程がより効率的になります。

レーザー

ライスターのレーザー技術を利用すると、プラスチックを粒子なしで恒久的に接合できます。この技術には、自動車工学や医療技術、センサー技術、電子およびマイクロシステム技術における新しい製造手法を容易にする素晴らしい利点があります。

ライスターが特許を所持し、受賞歴をもつGLOBO溶接は世界的にユニークな技術です。このプロセスでは、3次元プラスチック部品を1回の操作で溶接できます。

特に革新的なレーザー接合プロセスは、金属とプラスチックなど、異なる種類の材料を恒久的に接合できます。ライスターのレーザー光学は、例えば自動車業界で軽量コンポーネントの製造に利用されており、このコンポーネントは固体金属部品より費用効果が優れています。このようにして開発されたハイブリッドコンポーネントは、軽量コンポーネントとして車両に取り付けることができます。

押出

押出溶接では、溶接材料をあらかじめ熱風で加熱し、可塑化充填剤を添加して接合することで、いわゆるプラスチック成形品になります。可塑化プロセスは押出機スクリューによって行われます。

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タンクやコンテナ製造のプラスチック溶接では、熱可塑性プラスティックは熱と圧力によって相互に接続されます。溶接シームの質と成功を収める効率の高い作業は、使用する機械および機器の選択よって大きく左右されます。

ライスターの手動押出機が装置や容器の建設、地下工学の分野で世界的に需要が高いのは、品質・耐久性ばかりでなく、特に静音性に優れ、人間工学に基づいた設計で、軽量であることによります。さらに、手動押出機は、以下の2つの面でも注目されています。溶接の一貫性とプロセス安全性

ライスターの一部の押出機モデルは、工業生産における自動押出溶接専用として特別な設計が施されています。そうしたモデルは、ロボットアームに取り付けられ、対応インターフェースを使って遠隔制御できます。

ホットウェッジ

ライスターには、ホットウェッジ溶接とコンビウェッジ溶接の2通りのホットウェッジ技術があります。

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ホット・ウェッジ溶接では、ウェッジを加熱カートリッジで加熱する。生成された熱が溶接材料に直接伝導されます。このため、このプロセスは厚めの可塑性物質にも適しています。

コンビウェッジ溶接では、予熱に熱風が使われ、実際の溶接プロセスはウェッジ溶接機を使って行われます。予熱の熱風は、溶接材料のクリーニングにも使用されます。ライスターのコンビウェッジ溶接機は、その革新性、品質、耐久性により世界中で注目されています。

サービス内容

デジタルトランスフォーメーションによる進展

弊社は市場の破壊的変化に予防的に対応しています。ライスターグループ全社にとって継続的なデジタルトランスフォーメーションが重要な戦略的プログラムである理由は、ここにあります。

活動、製品、インフラストラクチャをネットワーク化されていることで、当社の国際的なお客様はきわめて前向きな体験ができます。

ライスターグループのIoTサービスの不断の拡張により、スペシャリストや個人情報へのアクセスが簡素化されて、プロセスが効率化され、新しい基準が生み出されています。

特許と設計

ライスターグループのエンジニアと科学者は、ライスターとAxetrisの製品およびテクノロジーポートフォリオを継続的に発展します。このため、彼らは製品マネージャーおよび設計者と緊密な協力関係にあります。その焦点は常に、さまざまな産業分野に属する世界中の顧客のニーズに向けられている。

特許または実用新案となる140の発明が、研究開発における数十年の経験から生まれました。560以上の国産特許がすでに取得されています。

基準と規格

弊社は、該当する国内および国際基準と規格に基づいて設計開発を行っています。ISO、IEC、EN、ULなどの製品規格に加えて、用途に関連した規格およびガイドラインも考慮されています。

当社の製品はまた、公認の独立した第三者機関の検査を受けて、安全マークが付されています。