エネルギー消費量が少なければ、コストも抑えることができます。コストを抑えることができれば、節約につながります。これは誰にでもわかる簡単な仕組みです。そしてライスターの装置を活用し熱風を再循環することで、この仕組みを簡単に導入できます。
遠回しな説明は省き、もたらされる一番のメリット、すなわち「節約」について説明させていただきます。ここで簡単な計算例をご紹介します。1日24時間、年間250日動作しているシステムがあると仮定してください。風量4,000 l/minの空気を出力温度T2の500℃まで加熱するには、流入空気の温度(T1)ごとに異なるパワーが必要です。
T1=20℃→38.7kW
T1=160℃→27.4kW 29.2%節約(20℃からの加熱比)
T1=350℃→12.1kW 20℃からの加熱比68.7%の節約。
160℃と比較して55.8%の節約