執筆者: Chantal Manella、マーケティング専任者、Leister AG, Switzerland
2つの新モデルで差別化を 
設備メーカーの設計課題は、限られたスペースに高性能コンポーネントを組み込みつつ、効率化や工場エア(0.6 MPa)での稼働を望む要望に応えることでした。こうしたニーズに応えるのが、ライスターの新型 LHS 210 P / LHS 410 P 圧空対応ヒーターです。ライスターとして初めて最大0.6 MPaの工場エアに対応し、信頼性・安全性・省スペース性を実現しました。
コンパクト設計・モジュール構造・簡単接続対応 
両モデルは強化ハウジングを採用し、高圧環境でも安定稼働します。外部の工場エアを利用するため、追加のブロワは不要。スペースが限られた設備に最適です。
モジュール構造により各種アダプターに対応し、環境に合わせてフレキシブルに配置できます。また、電源接続部をエア流路外に配置することで、迅速かつ安全な設置が可能です。
多様な用途 
包装、食品加工、自動車製造、チューブ生産といった幅広い分野で、LHS-P シリーズは新しい可能性を提供します。
    - LHS 210 P:2000W / 3000W(230V仕様)― 特に設置スペースが限られる用途に最適です。
- LHS 410 P:3600W / 4400W(230V仕様)、5500W(400V仕様)― より高出力を必要とする加熱プロセスに対応します。
 
導入メリット 
    - 最大0.6 MPaの動作圧力に対応
- ブロワ不要 – 工場エアを利用でき、省スペース化と省エネを両立
- 小型で、装置への組み込みが容易
- 工夫された設計により、設置はスピーディかつ簡単 
- モジュール構造で、さまざまなアダプターが利用可能 
- 複数の出力をご用意
- 熱風吹出口形状は、筒型またはフランジ型が選択可